Synthetic Put

2021年10月5日

原資産価格の下落を見込む

原資産とオプション（Call）を組み合わせた合成ポジション

戦略名に「Put」が使われるのは、疑似的にPutの損益図の形状を作り出すため

「Long Put」の損益図は以下のような形状となる。

権利行使価格97ドルのプット(2ドル)をロング

損失は限定的で、損益分岐点（権利行使価格 - プレミアム）を越えて原資産価格が下落すれば利益は限りなく増えていく。

これと同じ損益図（特性）を、原資産とコールを使って作り出すことができる。

原資産をロング

権利行使価格97ドルのプット(2ドル)をロング

ショートする原資産に上振れリスクがある時にできるヘッジの1つ。最大利益を限定的にするのではなく、下落による利益増加をマイルドにすることで上昇リスクをヘッジする。